ベートヴェンの時代後
楽器の発達と共に今度は楽器を使って目立つ人が出てくる時代がやってきます。
いわゆるヴァイオリニスト、ピアニストといった『プレイヤー』と言われる時代です。
その代表としてクラシック界の三大プレイヤー
パガニーニ =ヴァイオリンニスト
リスト =ピアニスト
ショパン =ピアニスト
といるのですがその中の一人、パガニーニについて。
彼はとんでもない超絶技巧(今で言うスーパーテクニック)をするヴァイオリニストです。
そして作曲家でもあるのですが、まず身長が2メートル、悪魔、悪魔にとりつかれてるなど
と言われていました。
そんな彼が超絶技巧を見せびらかすためのコンサートツアーで世界を回っていたのですが
その見せびらかし方というのも
オーケストラの人に技術を盗まれたくないためにオーケストラの部分は非常に簡単なハーモニーにしてリハーサルはほとんどせず、自分のソロの部分は超絶技巧ばかりを本番のみ演奏する!!
アンコールも無伴奏の超絶技巧ばかりを披露して聴衆を失神させるというとんでも人だったのです。
おまけに彼が生きている間は楽譜の出版も一切していませんでした。
手は非常に大きかったらしく、練習をしている姿は一切誰にも見せたことがないという。
・・・と、以上がパガニーニについてですが
クラシックは決して難しいと思わないで下さい。
興味をもった作曲家や演奏者がいたらその方のCDや本を読めばいいのです。
そう、曲ならば同じ曲でも演奏者を変えて聴いてみるのもいいかもしれませんね。
だんだん自分の好みが作られるかもしれません。