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弦の話

Posted by on 2015年5月11日

最近では数多いい種類の弦が出回っています。
楽器店のWebショップを見ても本当に数が多いいこと!
一つ一つ説明書きがあるもののそれは大まかなものであって
楽器との相性や演奏者によってまた変わってきます。

私が普段使いにしているのはドミナントとゴールデンブラカット(E)で
周りの演奏家達もよくこの使い方をしています。
やはりドミナントはコストがいいですし正直な音というのか
ストレートな発音がするので練習にはもってこいだと思っています。

本番の時は色々試してみましたがやはり大道のオリーブ。
10代の頃はあまり求めていませんでしたがあの柔らかく
伸びのいい感じが好きになりました。
オイドクサーも強く硬い音色があっていいですね。
E線は音色の好みでブラカットの中でも太めのモノを付けています。

さて次に種類もいいですがつけるタイミングにも色々あります。
ケースの中には一度使用したドミナントのワンセットを必ず持ち歩いています。
それは切れてしまった時用です。
もし仕事先で切れてしまった場合や本番が近い時など
新しい弦に張り替えると最初は伸びてしまってチューニングばかりしないといけなくなり話にならないからです。
それから本番用の使用済み弦もワンセット、新しいのもワンセット入れています。
特にE線は切れやすいので他の弦より多く持ち歩いています。

張り替えるタイミングは
世界中を飛び回るような演奏家は一週間に一度、毛替えは長くても月に一度
というのを聞いたことがあります。
(勿論そのような演奏家は銘器の持ち主であって維持やメンテナンスにも超一流に手がかかるんです)
でもその業界でも名を知るような演奏家でも月に一度ぐらいかな?と聞いたことも。
・・・・それでも充分なメンテナンスです。

でも普通に習っている程度であれば本番前に張り替えるので全然いいと思います。
替えるタイミングも一ヶ月前という人から一週間前という人まで様々です。
自分がその弦を使ってて一番艶のある音色だなと感じた時を本番に合わせて
逆算して張り替えるのがいいのです。

そのためには普段から弦と楽器の相性のことをよく知っておくことが大事になりますよね。

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