どんな素晴しい奏者でも必ず演奏する前にチューニングをします。
私達ヴァイオリンニストにとってチューニングは一種の精神統一の時間
・・・と言いますかチューニングで色んなことを感じています。
☆ホールの響き具合
→響き具合はリハをやって分かっていても実際にお客様が入ったときとでは全然違います。
☆乾燥、湿度、温度の具合
→乾燥、湿度、温度はやっぱり木製の楽器ですから凄く関係してきます。
例えば弓が凄く張ってしまったり、弦が伸びたり縮んだり・・・・
その現象から色んなことを想定して演奏する心構えをしています。
☆演奏にあったっての精神統一
→スタートしてしまったら決して止まるということはしてはいけないのですから
(全ての方に当てはまるわけではないのですが)
そんなこと色々踏まえて演奏会を聴きに行ってみるのも
面白いかもしれませんね。