演奏を聴かせるにあたってとても肝心なのは『p』
そして演奏者自身も一番緊張するのは『p』なのです。
(あ~~っ!!言ってしまった・・・・)
『f』というのは奏者も観客も興奮しているし、
曲のフレーズも盛り上がる箇所にできているのでそれほど問題はないのですが
『p』というのはピーーーンと張り詰めた空気の中
どれだけ聴衆の方を引き込むか、引き寄せられるのか、引き寄せ続けられるのか
というのが奏者にかかってきます。
ヴァイオリンでいうとまさに右手のコントロール!!!!
私達専門者にとって右手は永遠の課題なのです。
微妙な微妙なコントロールで出す音色が変わってきます。